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歴史とマーク

民生委員制度の歴史

大正天皇から御下問を受ける笠井信一岡山県知事(大正5年)
この御下問が契機となり「済世顧問制度」が創設された
(「民生委員・児童委員のひろば」平成29年4月号3ページから引用)

民生委員制度は、1917年(大正 6年)に岡山県で誕生した「済世顧問制度」を始まりとします。翌1918年(大正7年)には大阪府で「方面委員制度」が発足し、1928年(昭和3年)には方面委員制度が全国に普及しました。

1946年(昭和21年)、民生委員令の公布により名称が現在の「民生委員」に改められました。この間、一貫して生活困窮者の支援に取り組むとともに、とくに戦後は、時代の変化に応じて新たな活動に取り組むなど、地域の福祉増進のために常に重要な役割を果たしてきました。

民生委員・児童委員のマーク

民生委員のマーク

現在のマークは1960(昭和35)年に公募で選ばれたものです。幸せのめばえを示す四つ葉のクローバーをバックに、民生委員の「み」の 文字と児童委員を示す双葉を組み合わせ、平和のシンボルの鳩をかたどって、愛情と奉仕を表しています。

(厚生労働省HPより)